本日は、SUZUKI楽器さん主催、「鍵ハモ認定講師研修会」に参加させていただきました。
会の様子は、リンクよりYouTubeに掲載例があります。
また、リンクの大元は、「ケンハモ☆ポータルサイト」です。
様々なケンハモの情報が発信されているものです。
目からうろこの内容ばかりで、音楽を担当している学校の先生方にも是非広めたいと思う内容でしたので、問題のなさそうな範囲・限定的で恐縮ですが私の備忘録を公開させていただきます。
最近では、鍵ハモを使うガチのアーティストさんや、題名のない音楽会でも取り上げられていたこともありました。百聞は一見に如かず。研修会やコンサートでケンハモの楽しさをじかに感じ取ることがよいと思います。
■鈴木楽器メーカーの方より
・ケンハモ×こども、大人、健康、ミュージック、コミュニティ
・過去に流行した楽器(ギター、カホン、オカリナ、ウクレレ)の共通点は、携帯性・すぐに音が出る・アコースティック・電源不要・比較的簡単
・福岡県の古賀市においては、市を挙げて公民館等でケンハモの大人向け、介護予防の教室が開催している。h27-4-kaigohokenunei-siryo5.pdf (city.koga.fukuoka.jp)また、近年では、音楽療法の分野や呼吸を意識した健康につなげる視点でも、ケンハモが着目されている。
・小学館から大人の鍵ハモlessonという書籍が発行された。「なんとなく不調」をなくす大人の鍵ハモLesson | 書籍 | 小学館 (shogakukan.co.jp) 小学館は、トレンドをサーチできる企業であって、今後、ケンハモは一層着目されるだろう。
・セロトニン活性化には音を共有する、同期、同調、コミュニケーションから。
■講師の先生より
〇兎にも角にも、ブレスコントロール
・特に小学校現場、小学校以来やってみようかしらと思う経験者ですら息の量が多くfのきつい音色になっている。
・「普通の音量リレー」「弱小音量リレー」などの活動も楽しい。
・「1音で説得力のある音色」
〇息遣いの示し方
ティッシュペーパーを両手で持ち、紙を垂らして息を吹きかけた時、ゆれるかゆれないかくらいの弱い息で。息を吹く、出すというより、吐くイメージ。リラックスの呼吸と同じような息遣い。手のひらを開いて息を吹きかけた時に冷たいのはアタックが強い、温かい息はよい。「シャボン玉を大きくゆっくり作ってね」といった声掛け。
・息を吐き切る時に最も腹筋を使う。
・トゥーやトォーとタンギングを意識させた言葉掛けは息が鋭くなる。それよりも、イメージは「ほぉー」
・息の切り方を図で示す。(Nは舌を使って止める。ブラスセクションのようにスパンときれる。)
①――――
② N
/
/
/
③\
\
\
N
④\
\
\
*Nなし
⑤山形が2つ
/\ /\
/ \ / \
/ \ / \
――――
ppで keep
・息のベクトル
縦軸に量、横軸に速度で4エリアで考える。
量が多い
↑
|
遅い ←──┼───→ 速い
|
↓
量が少ない
・タンギング(舌の使い方)
TやK ははっきりした立ち上がりとしてよい。
・「吹き詰まり」の現象、初めのアタックが強すぎる場合、息が早すぎる場合に起こる。リードがレスポンスできない。
・ゴーストノート(音はなっていないが、トゥクトクゥだけ聴こえる。)
〇和音弾き
・リードは低音からゆれていく。高音まで均一な音量でない場合、低音にもっていかれる場合は、先に息を吹きかけておいてリードの振動を感じてから音を出す。または、低音だけ鍵盤を軽めに抑える。(キーピッチが浅くなる。)
〇ビブラート
・おなかでかけるビブラート 波間が大きい
・ほっぺでかけるビブラート その中間
・舌でかけるビブラート 美しい減衰音になる「イヨイヨ」と言いながら
〇基本的内容
・ストラップの調整
・水抜きの仕方、こまめにホース、たまってきたときは本体の低音から。どうしてもの時は、本体の高音の穴から。
・ホース
L字黒ホースがよい。指し方は、自分側にホースを向ける。大きな円を描くようにして。とぐろのように巻きまくってあると息伝導率が落ちる。唄口だけ適宜回転させて縦に加えることなく、横にする。新品のホースはホースの巻きクセが残っている。
・ホースの加え方
歯をひっかけるように。しゃぶりすぎない。かみしめすぎない。
〇活動&練習曲
・黒鍵だけの音楽(ペンタトニック)を活用すると、音が濁らず、いい雰囲気。即興にもかなりの効果、満足度、調和性が高い。
・クラクション(黒鍵の2つの山で)、隣の人と被らないようにリズムリレー。
・救急車
・日清チキンラーメンのテーマ(ソミソララドラミソ)
・明治チョコレート(ファファミレファシソ#ラ)
・スモークオンザウォーター(ソ♭シドソシ♭レド)
・ルパン三世のテーマ
・メロディグラフによる音楽呼吸法
・アイガットリズム
・ブルーノート
・ブルース風の音階は、三角の指使いで捉える。
C Es F Ges G B C
行き123 1123 Gesの指を次音に滑らせる。
帰りC B G Ges F Es C
321 3321 Gesの指を次音に滑らせる。
・コールアンドレスポンス 指導者対多人数でのやりとりから。
・両手和音弾き 弦楽器のように親指を裏に2と5で5度を押さえる。ただし、曲では親指を活用しないということでもない。
・アメージンググレイス(ビブラートの掛け方)
・ハッピーバースデーとアドリブ奏