6月下旬~7月上旬まで忙しい日々でした。
そんな中、先日、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第3番」を聴きに行きました。
* ラフマニノフ 1873-1943に生きたロシア出身の作曲家。
演奏は、指揮西本智実さん、ピアノ及川浩二さん、日フィルでした。
3楽章の途中でピアニストの手がバイオリンの1プルの譜面台と接触し、譜面が落ちるというハプニングがありましたが、これもまた生ならでは。
リカバリーが素晴らしく、とてもよかったです。
席が悪かったのか、あまりピアノの音が聴こえなかったのが、残念。
逆にティンパニーが、デカイ・・・。
ただ、ピアニストの気迫は、やはりすごいものです。
あと、生演奏とCDの録音結構、聴こえ方が違ったのが面白かった。
「えっ、こんな風なところあったんだ?」
という場所がしばしば。
あらためてクラシックの面白さを再認識しました。
さて、このラフマニノフのピアノ協奏曲。
全部で1~4番まであるわけですが、どれをとっても私の原点です。
高校生の時に初めて2番と出合い、衝撃を受けました。
それまでは、こんな曲を「演奏したい」という方向にベクトルが向いていましたが、こんな曲を「つくってみたい」というベクトルに変わったのも、このラフマニノフの作品と出合ったからです。
3番は、初めて聴いた時は、正直よくわからなかった・・・、のですが、聴けば聴くほど、この曲の緻密なつくりに感銘を受けます。
1、4番は大学生の頃にハマリました。
どのピアノ協奏曲も、ロシア出身のラフマニノフならでは、センチメンタルな旋律、息の長い美しい旋律
がちりばめられています。
ラフマニノフの作品は、自分の「原点」にいまだに変わりありません。
☆ラフマニノフ 勝手におすすめ10☆
1、ピアノ協奏曲第2番 1楽章
2、ピアノ協奏曲第3番 3楽章
3、ピアノ協奏曲第3番 1楽章
4、パガニーニ狂詩曲 第18変奏
5、チェロソナタ 1楽章
6、前奏曲 Bdur op.23-2
7、交響曲 第2番 3楽章
8、ピアノ協奏曲第4番 1楽章
9、ピアノ協奏曲第1番 1楽章
10、ヴォカリーズ