本日は、埼玉県某学校による合唱授業研究会でした。ダブルI先生による豪華共演。
今まで音楽教育を牽引されたお二人の先生の言葉には、重みがありました。
キーワードとなる言葉を備忘録として、残したいと思います。
<学び合い、協働学習について>
・嫌がらず、男女とも仲よくできる音楽の授業づくりを目指す。
・学び合いの根底を支えるのは人間関係。
・教えて、まねさせて、が言える学級。安心して声が出せる学級。
・グループ学習は、人数3~4人、時間は4~8分が理想か。
・グループ分け、男女混合、ひとりぼっちをつくらない。
・学び合いの方針=教え合い、話し合いにしてはいけない。
・学び合いでは、みんなで「できなかった告白」をさせるとよい。
・グループの話し合いで、つつき合いにもっていかない。
<発声について>
・変声期の子どもへの対応=変声前に歌ってこなかった子は、苦労して、重い。
だから、変声前にしっかりと歌えるようにすることが大切
・どういう声にしたいのか、教師がイメージをもつ。
・声をやわらかくするための工夫=移調、高いキーから。
・3年生から徐々にきれいな声を目指す。だだし、曲に応じて、元気声もよい。
・「きれいな声の間逆をやってごらん」「喉をしめて歌ってごらん」
真逆をやってみる。教師がやってみる。
・耳に手をあて、口元に手をかざし、音程の確認。
・共通教材をないがしろにしない。
= 槙原さんの「朧月夜」、槙原さんがこの歌を一番感動して覚えているらしい。