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拙作『一歩踏み出す』について


この度、「教育音楽」(小)12月号に拙作『一歩踏み出す』(作詞作曲)の楽譜を掲載して頂けることになりました。

この『一歩踏み出す』は、元々は、平成27年度の卒業生のために書いた卒業ソングです。

しかし、その後、歌詞の内容や曲調から、6年生が4月に歌ったり、6送会などの行事でも歌ったりしても合うとのお声を頂けるようになりました。

さて、卒業ソングといえば、しっとりゆっくりの曲調が圧倒的に多いと思います。

しかし、この曲は、あえてアップテンポで希望に満ち満ちた曲です。

卒業式で複数曲を歌う場合には、曲調のかぶりや難易度、曲の長さを考慮して選曲すると思います。

そこで、この曲は、主旋律をソプラノパートに置いた点や、演奏時間を2分45秒程度と短めに仕上げています。「王道の卒業式歌」のカップリング選曲にどうぞご活用いただけたら幸いです。

今日、卒業式歌には、本当にたくさん素晴らしい曲があります。

どれをとっても、自分の楽曲にはない魅力ばかりです。

しかし、私は、それらをあえて使わず、その時々で感じた思いを曲にこめて卒業生に伝えようと毎年、まあ飽きずに卒業式歌の作詞作曲を続けています。これからも、教員である限りは、このゴールのない創作を続けたいなと思います。

今までにつくった卒業を謡った歌。

『カウントダウン』(平成24年度)

『未来へと』(平成24年度)

『卒業の日に』(平成25年度)

『今進もう』(平成25年度)

『最後の1年』(平成25年度)

『今、卒業の時!』(平成26年度)

『一歩踏み出す』(平成27年度)

『卒業の「今」』(平成29年度)

今年の卒業式も、いい卒業式となりますように。


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