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「紡ぐ」合唱教材のリリース

更新日:5月26日

この度、「紡ぐ」(同声教材)を下記の通り、リリースさせていただくことになりました。


斉唱・簡易2部合唱の歌です。


今、器楽教材の創作に集中していることも絡んでおり、歌の新曲は遠のいておりますが、昨年度アルバムをリリースさせていただいて以降、久々の新曲です。下記に『紡ぐ』の教材紹介を一部掲載します。ご興味がある方は、どうぞ、月刊誌『教育音楽』や教育音楽のYouTubeチャンネルをご視聴下さい。


●曲名・歌詞について

・「紡ぐ」に似た言葉で「つなぐ」という言葉があります。「つなぐ」の方が児童には身近ではありますが、「元々あるものをつないでいく」とった意味合いの「つなぐ」に対して、「紡ぐ」は、「様々なものをより合わせ、0からつくっていく」といったイメージをもつ言葉であり、「心を紡ぐ」「言葉を紡ぐ」など、素敵な言い回しもあることから、「紡ぐ」を曲名に選ぶとともに、何度も繰り返して歌の中心におくようにしました。

・実直な歌詞を並べました。「澄んだ心」「真っすぐ」「楽しくなる」「晴れる」などの前向きな歌詞が多いので、全曲を通して明るく歌えるように発音や表情に気を付けてみてください。


●教材性について

・授業の導入の短時間で易しく歌えるように意図してつくった教材で、「斉唱・部分2部合唱」としました。児童の実態に即して、斉唱のみか、合唱に取り組むかご判断下さい。主旋律は、すべてソプラノにおいています。

・合唱部分は、45小節目からが掛け合いの合唱、63小節目からが重なり合いの合唱になっています。A-A‘-サビとシンプルな教材ながら、”合唱の二大要素”に漏れなく触れられるようにしました。一般的には、掛け合いの方がつられにくく、合唱をつくりやすいと思います。掛け合いの部分のみ取り組むというような教材の使い方でもよいでしょう。

・合唱の教材としてみれば易しく、アルトの音は、比較的音が取りやすくなっており、4年生の合唱の導入教材として活用しやすい教材だと思います。

・「紡ぐ」という言葉は、全曲通すと、15回登場します。全部同じような歌い方でよいでしょうか?音の動きやフレーズとの関わりをヒントに表現をどう違えるとよいのか、追求してみてください。





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