◎2019.2.1記
「今から名前を呼びます。」
「お話をやめましょう/静かにしましょう」という声かけは、使ってしまいがちだが、静かになるまで時間がかかる場合も。しかも、待つ時間は案外もったいない。しかし、名前を呼びます、というとたいていの場合は、何を言われるんだろう?と不思議に思いよく聞いてくれる。名前を呼んだあとは、活動の振り返り、よかったことの称賛の言葉をつづける。そのためには、活動での見取り
◎2018.12.28記
「〇〇くんらしいね/××さんらしくないね。」
いい行動、よくない行動ともに、相手の気持ちや行動を尊重し、寄り添う言い方。人前では、使わないほうばベター。
◎2018.12.28記
「(〇〇先生/××さん)が(いい/がんばってる/残念だ)っていってたよ。」
これを三角褒めというらしい。応用して、三角注意というのもありそうですね。
◎2018.12.20記
「近くの人でよかった人/すごい人いましたか?」
この声掛けで、自分だけではなくて、周りにも気をつけるようになる。自分では発表しづらいけど・・・、という子がほとんどだが他薦を受けたら、発表しやすい児童もいるかもしれない。もちろん、強要や、やらせにならないよう配慮が必要。
◎2018.12.20記
「困っていることがある人?」「どう動けばいいか分からない人」
この声掛けは、教師が、ある程度説明した後に聞くようにする。児童の多くが手を上げるようならば丁寧に説明を加えるべきだが、児童が次の活動を理解している場合、それ以上の説明は時間の無駄となる。
◎2018.8.1記
「言われてみればそうかもしれない人?」
この声掛けは、日本人に多分きく言葉がけ。なんとなくとか、周りを見て同感する・・・といったところだろうか。でも、それでも、「無意識」を「意識化」する大切な言葉がけ
◎2018.7.18記
「それ、どうやってやったの?」
この声掛けは、ある先生がおっしゃっていた言葉だが、いいなと思ったので残しておきます。
例えば、発声指導の時。以下、いくつかのパターンを示す。意外と、1や2の時が多い。
1)教師が、範唱した後に息を吸うと冷たくなるのどの奥を開けて・・・と説明する。
2)手本となるような児童に範唱してもらった後に、教師の言葉で「A君はこうやってたってたでしょ」と説明する。
3)手本となるような児童に範唱してもらった後に、教師が「それどうやってやってるの?」と児童に問いかえる。
◎2018.5.25記
「〇〇さんと同じことを思っていた人はいますか?」
・発言するのは不安・苦手だけど、挙手による共感ならできる子に有効。
・意見を広げたり、比較したりする時に有効。
・話を聞いていない子や1回では聞きとれない子に有効。
挙手を求めても、性格で絶対に手を挙げない子がいる。それはそれで個性であるし、手を挙げたからいい、悪いというのも違う。特に高学年になると、挙手への意欲は高まることはない。(大人だって挙手をしての発言は勇気がいる。)でも、「〇〇さんと同じことを思っていた人はいますか?」と問うと、結構な割合で手が上がることが多い。
◎2018.5.17記
「心の中で歌ってね。」
・音程を確かめたい時、けんハモを弾きながら。声に出す前に。
・楽曲と出合って浅い時、1回目→2回目の時。
ついつい、教師は、はじめから大きな声で歌わせたいと期待しがちだが、子どもは、自身がない、音程を確かめたい、思慮深い子ならなおさら、音程を外すリスクを負ってまであえて大きな声で歌いたいとは思わないと思う。そこで、この言葉は、結構安心するのだと思う。もちろん「歌ってくれてもいいよ。」と付け加え、進んで歌っている子には称賛したい。
◎2018.5.14記
「もう一度聴きたい/歌いたいところはありますか?」
「もう一度、練習しなければならないところはありますか?」
「Aからリズムが違っていました。もう一度やってみましょう。」こういう場合もあるけれど、ついつい(できてなかったところを)指摘しがち。
しかし、指摘ばかりしていると、子どもはどこがいけなかったのか、自分自身で振り返れなくなる。なので、活動が終わったらリクエストを受け付けるようにする。
少し言い回しを変えた「練習しなければならない。」は、「先生は今の活動に満足いってなかったんだな。」とやや強い言い方になるが、次への活動につながる。