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鶴川第二中・小学校 合同合唱演奏会を聴いて


3/29は、町田市立鶴川第二中学校・小学校の合同合唱演奏会を聴かせて頂きに町田市民ホールに足を運びました。

全部で28曲のプログラム(写真)で、拙作『心のキャッチボール』『僕の道しるべ』『ひとつの勇気』も3曲も取り組んで下さいました。

このコンサートは、2日間にわたって行われています。

1日目は公開リハーサルという名目でしたが、私には、リハーサルには見えませんでした。

子ども達は、「本気」で取り組んで取り組んでいたのが伝わってきました。

聴いている私も、演奏に聴き入ることができました。

さて、仕事柄、思うことが、3つありました。

1つ目は、このコンサートの日取り。

3/29は、年度内最後の平日です。

教職員にとってみれば、年度の切り替えは無茶苦茶忙しいのです。

それなのに、たくさんの人がコンサートを支えている。

がんばっている先生がたくさんいるのに、敬服です。

そして、多くの保護者も、協力してくれ、聴きに来てくれている人もいる。

いくら、働き方改革だから、といって一律に「だめ・部活禁止」というのではなく、「頑張っている子ども達」のために「頑張っている大人」がたくさんいて、素晴らしいなと思いました。

2つ目は、音楽が小中連携に、そして街おこしになっているということ。

鶴川第二小学校で歌を学んだ子たちが、第二中にいるということは、大きな財産です。

また、2日間ともに、ホールがいっぱいになるということ、音楽が街づくりに貢献していることは素晴らしいことだなと感じました。

3つ目は、教育の視点。

昨日、とある先生とお話した時に、合唱をやる特定の子達だけにフォーカスがあたってしまっていないか、学校の音楽教育こそ大事ではないか、というお話を拝聴しました。

私も、この考えに深く共感します。あくまで、授業外の合唱団は、オプション。

しかし、合唱をしていない子ども達が、それを見ている、聴いているということも教育効果はあるはずです。

そして、オプションも取り組むことができる全国の先生は、きっと学校音楽も大事にしている先生です。

会場では、美鈴こゆき先生にもお会いできました!

今回の演奏プログラムには、美鈴先生の「ぼくはカブトムシ」も聴くことができました。

美鈴先生の曲を拝聴すると、美鈴先生のお人柄がにじみ出ているようです。

子ども達に音楽を楽しんでもらいたい、音楽って楽しいなってわかる曲ばっかり。

シンプルでいながら、しっかりしたメッセージ性があるのです。

こんなことを考えながら、コンサート会場を後にしました。

最後に。

いつも、自分のつくった曲が演奏されるのを拝聴していると身震いします。

楽譜は、演奏していただいて、初めて「音楽」となります。

一人でも多人数でも、他人に聴いてもらって、はじめて「音楽」となります。

私にとっても、音楽が、たくさんの人たちを結んでくれています。

やっててよかった公文式!ならぬ、やっててよかった作曲道!

最近、出合った名言。(出所は不明なのですが)

音楽は、心を豊かにする。

そして、人生を豊かにする。

この言葉が身に染みた、1日でした。


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