2024.5.22 更新
■教育芸術社よりリリースされているWEBアプリに「カトカトーン」という音楽創作アプリがあります。2024.4.9より正式版がリリースされました。
2023年度まではデモ版でしたが、今回正式版となり、特に、下記の点の改良により、一層教育現場での活用がしやすくなっていると感じています。
・使用音の限定
・範囲コピー、範囲消去
・メトロノーム音の選択
・UIや操作性の一層の改良
・トラックの編集やルール変更におけるロック機能
・キーボードでの演奏
また、使い方やktkファイル・資料の提供も豊富になっています。
・サンプルファイルの公開拡充(歌唱共通教材など)
・解説マニュアルや動画の提供
このBLOGでは、私がカトカトーンでつくったデータを公開したり、授業づくりの事例を発信していくものです。なお、教科書教材の編曲譜は著作物にあたるため、本データでは、P.D.の楽曲で、かつ自作の編曲をしたものを公開しています。教科書教材の編曲とは異なりますのでご注意願います。著作権及び研究資料はフリーといたしますが、研究会や書籍等での引用等のご活用の際には、メールよりご一報ください。
<カトカトーンで作成したデータ等>
(1)「茶色のこびん」(編曲:松長誠)
■ミキシングやオーケストレーションの演習に最適な教材
パートは、①パート主旋律 ②副旋律 ③和音 ④低音 ⑤リズム伴奏です。
①~④は、全部ピアノの音色で音量バランスが一定となり、オーケストレーションとミキシングが必要な音源です。
■リズムづくりの演習に最適な教材
パートは、①パート主旋律 ②副旋律 ③和音 ④低音 ⑤リズム伴奏です。
①~④は、私が音色と音量バランスを整えたものですが、⑤のリズム伴奏は入っていない音源です。
■参考例
パートは、①パート主旋律(鍵盤ハーモニカ) ②副旋律(オルガン) ③和音(ブラスアンサンブル) ④低音(チューバ) ⑤リズム伴奏(ドラムキット2)です。ミキシングも整えてあり、「完成」しています。
➡ktkデータ
➡mp3で書き出し
➡楽譜で書き出し
(2)「線路は続くよどこまでも」(編曲:松長誠)
■ktkデータ
7パートを用い、細部までつくりこんだ編曲です。汽笛の音や前奏など、完成度が高くなるように仕上げました。
■mp4(再生画面動画)
■mp3(音源)
<授業での活用事例>
■器楽合奏とリズムづくりの実践事例概要
教材:6年「ラバーズコンチェルト」(教芸)
6年「L-O-V-E」(教出)
■和音進行を生かした音楽づくりの実践事例概要
教材:5年「静かに眠れの和音で旋律づくり」(教芸)
中1「マイメロディ」
5年「I-IV-V-Iの和音進行で旋律づくり」(教出)