テーマ:評価について
*公にできない内容があると講師の先生が気にされていたため、部分的に内容を割愛しています。
♦指導方法と評価方法
指導方法については、共有しやすいが、評価には、先生方の個人差がある。共有しにくい。
♦何のために評価するのか。
・教師のため(授業改善)
・子供のため(意欲、技術・知識の向上)
♦自分のつけた評価が
・B×、Cの評価が多いのは、自分の授業に改善の余地があったのではないか。
♦評価の方法
・即時的な評価 … 言葉がけ、うなずきやジェスチャー
→ 子供のための意欲向上に即時的につながる。
・単元での評価 … 積み重ねて評定の評価に。
♦何を評価していくか。
・規律面と関心意欲態度は、一致してしまわないか?
・評価のスタンスは、4月から授業にちりばめる。
・個人に評価することで、周りも気をつけるようになる。
♦どうやって評価するのか。
・観察(反応)
・記録(文字情報)
・動画(音や動き)
♦評価の3つの過程
1、診断的評価(はじめの部分、レディネス)
↓
2、形成的評価(過程をみる)
↓
・C→Bにするときは、きちんと「指導」する。
・B→Aは、さりげなく「アドバイス」する。
・「教えたこと」を評価する。
3、総括的評価
・単元の最後に積み重なって評定となる。
♦評価の方法
・関心意欲は、全活動でみやすい。
・創意工夫は、音づでみることが多い。
・点数を参考に、授業の様子でプラスマイナス変動する。
♦グループ活動での教師の動きは?
1、1番活動が停滞しているところに行きがちだが? ・うまくいかないところは、音が出ていない。言葉のやりとりが多い。
2、活動が盛り上がっているところにいくのも大切。表現を引き出す。
・「店員が求めていないのに尋ねてくる。」のと同じにならないように。
♦音楽づくりの評価 よくある質問
Q1、グループでの音楽づくりの評価は?
・全員がAにならない。グループの評価にしない。
・ア(即興)で児童の実態をつかむ。
・アからイへ。
・他者評価を入れる。
・他者と協働(お手伝い)してできるは、「B」評価。
・お手伝いしてできるは、「B」。
・だれがつくったの?と尋ねる。
Q2,作品の良し悪しは、評価するのか?
・おーすごいな、は感覚的にわかるが、分析、価値付けをすることが大事。
・本時のねらいに対応しているか。
・他者評価、どこがよかったか?
・前出しか、後出しか、どちらの発問がよいか。
Q3、記譜は、評価の対象か。
・記譜を評価すると、習っている子が優先してしまう。
・伝わる記録、他者がわかる記録でもOK.
♦次期学習指導要領のキーワード
・「〜ながら」、考える、演奏する、活用する・・・。
例)知識技能を生かしながら、考える。
例)音楽のよさ、面白さを関わらせながら、 ・・・する。
例)思いや意図を表現するのに必要な技能を習得する。
・協働、伝え合ったり、共感したり。
・「〜」ために。楽しむために、知識技能があるなど。
・目標
知識技能
2、思考
3、学びに向かう力・人間性
・各活動の内容
ア思考判断
イ知識技能
ウ技能
・評価の観点
<現行>
1関心意欲
2創意工夫
3技能
4鑑賞
<新>資質・能力別の観点に
1知識技能
2思考判断表現力
3学びに向かう力(人間性等)・・・点数化はしない。
・自分がもっている知識技能で何ができるか。
・「簡単な音楽」
・記譜ではなく、記録
♦ミニワークショップ
・ドリ旋法による即興旋律づくり
(山梨県上野原市の和智先生より)
・タンバリンでジャンプ!
(松長提案)
・ウッドブロックで拍に合わせて立って座って
(松長提案)
♦備忘録
・基本は「B」。「B」は、悪くない。
・客観的評価を!
多面的(表現も鑑賞も) 、評価の回数を保証、自己評価、他者評価、数値化
・全部できないけど、部分的にできる。
・サイクル 評 → 指 → 評・・・
・ここだと思った時に小さく手をあげてね。
・次の時間に演奏できるように残しておいて。
・他のグループが演奏できるように残しておいて。