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2.18 鈴木楽器ワークショップ 備忘録


テーマ:評価について

*公にできない内容があると講師の先生が気にされていたため、部分的に内容を割愛しています。

♦指導方法と評価方法

指導方法については、共有しやすいが、評価には、先生方の個人差がある。共有しにくい。

♦何のために評価するのか。

・教師のため(授業改善)

・子供のため(意欲、技術・知識の向上)

♦自分のつけた評価が

・B×、Cの評価が多いのは、自分の授業に改善の余地があったのではないか。

♦評価の方法

・即時的な評価 … 言葉がけ、うなずきやジェスチャー

→ 子供のための意欲向上に即時的につながる。

・単元での評価 … 積み重ねて評定の評価に。

♦何を評価していくか。

・規律面と関心意欲態度は、一致してしまわないか?

・評価のスタンスは、4月から授業にちりばめる。

・個人に評価することで、周りも気をつけるようになる。

♦どうやって評価するのか。

・観察(反応)

・記録(文字情報)

・動画(音や動き)

♦評価の3つの過程

1、診断的評価(はじめの部分、レディネス)

2、形成的評価(過程をみる)

・C→Bにするときは、きちんと「指導」する。

・B→Aは、さりげなく「アドバイス」する。

・「教えたこと」を評価する。

3、総括的評価

・単元の最後に積み重なって評定となる。

♦評価の方法

・関心意欲は、全活動でみやすい。

・創意工夫は、音づでみることが多い。

・点数を参考に、授業の様子でプラスマイナス変動する。

♦グループ活動での教師の動きは?

1、1番活動が停滞しているところに行きがちだが? ・うまくいかないところは、音が出ていない。言葉のやりとりが多い。

2、活動が盛り上がっているところにいくのも大切。表現を引き出す。

・「店員が求めていないのに尋ねてくる。」のと同じにならないように。

♦音楽づくりの評価 よくある質問

Q1、グループでの音楽づくりの評価は?

・全員がAにならない。グループの評価にしない。

・ア(即興)で児童の実態をつかむ。

・アからイへ。

・他者評価を入れる。

・他者と協働(お手伝い)してできるは、「B」評価。

・お手伝いしてできるは、「B」。

・だれがつくったの?と尋ねる。

Q2,作品の良し悪しは、評価するのか?

・おーすごいな、は感覚的にわかるが、分析、価値付けをすることが大事。

・本時のねらいに対応しているか。

・他者評価、どこがよかったか?

・前出しか、後出しか、どちらの発問がよいか。

Q3、記譜は、評価の対象か。

・記譜を評価すると、習っている子が優先してしまう。

・伝わる記録、他者がわかる記録でもOK.

♦次期学習指導要領のキーワード

・「〜ながら」、考える、演奏する、活用する・・・。

例)知識技能を生かしながら、考える。

例)音楽のよさ、面白さを関わらせながら、 ・・・する。

例)思いや意図を表現するのに必要な技能を習得する。

・協働、伝え合ったり、共感したり。

・「〜」ために。楽しむために、知識技能があるなど。

・目標

  1. 知識技能

2、思考

3、学びに向かう力・人間性

・各活動の内容

ア思考判断

イ知識技能

ウ技能

・評価の観点

<現行>

1関心意欲

2創意工夫

3技能

4鑑賞

<新>資質・能力別の観点に

1知識技能

2思考判断表現力

3学びに向かう力(人間性等)・・・点数化はしない。

・自分がもっている知識技能で何ができるか。

・「簡単な音楽」

・記譜ではなく、記録

♦ミニワークショップ

・ドリ旋法による即興旋律づくり

(山梨県上野原市の和智先生より)

・タンバリンでジャンプ!

(松長提案)

・ウッドブロックで拍に合わせて立って座って

(松長提案)

♦備忘録

・基本は「B」。「B」は、悪くない。

・客観的評価を!

多面的(表現も鑑賞も) 、評価の回数を保証、自己評価、他者評価、数値化

・全部できないけど、部分的にできる。

・サイクル 評 → 指 → 評・・・

・ここだと思った時に小さく手をあげてね。

・次の時間に演奏できるように残しておいて。

・他のグループが演奏できるように残しておいて。


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