top of page

第34回小学校合唱指導セミナー 備忘録1・2


内容追記

3/31〔研修③④ 相澤講座〕

当初記事

3/29〔研修①② 後藤講座〕

〔研修③④〕相澤直人先生

『リフレイン』

・息を数量が多いメリット

①フレージング

長いフレージングが可能となる

②圧力がかけられる

ケーキのチョコ文字みたいに!

・息が足りなくなった時

マヨネーズぶちゅーみたいにならないようにする。

フレーズの最後が汚くならないこと。

・ブレスは肺で吸う。

前2割、後ろ8割、背骨まで入れる。

・子音の扱い

日本語の朗読から考えて。

繰り返し「s割く」にならない。繰り返し「s咲く」

やわらかい子音

・朗読

リズム読みや舞台俳優読み、ジェスチャーもつけて

・フレージング

あえて「くる年も、くる年も」は2フレーズにして次の1フレーズにつなげる。

・遠くのことを思い出す「な」

・姿勢

おなかを支える=胸を上げる。

身長を測る時の姿勢、首は顔半個分、後ろめで。

『ぜんぶ

・「大切なこと」

 多くの作曲家が、日本語のイントネーションを気にして旋律をつくる、しかし、わざとイントネーションを無視して、旋律づくりを優先させることもある。

・初音ミク現象

 無表情、能面みたいに歌わない。

・音符と音符を歌う。

 モーション。

 中華料理みたいに。「まーぼーどーふー」

 言葉と言葉をつなぐんだ。

・作曲者がつける臨時記号

 作曲者がつけるフラットやシャープ(他の調から借用する音)は、特別に思いのある音である。♭は、思慮深く、♯は前向き。

・歌いづらい場所

作曲者のこだわりポイントであることが多い。「当たり前のものとして」減8度進行。

・音の3要素

①音高 ②音量 ③音色

*音程は、2つの音との距離である。

このうち③の音色だけが、楽譜では一切の記入ができないものである。

だから、音色については、演奏者が考えるものである。

どんなフォルテの音色か・・・、どんなピアノの音色か。

・そろう3要素

①音高 ②音色 ③タイミング 

・ブレスの大切さ

言葉にはそのものの意味がこめられている。

ブレスの段階でも意味を込めて吸う。

「輝くは、きらきら吸わないといけない。」

「パン屋さんのいいにおいを吸うみたいに吸って」

・指揮者の仕事

テンポ感、雰囲気などを「先取」して伝える。

・音色キューブ

X軸 前後

Y軸 響きと息

Z軸 口の大きさ、(声帯の空けた、閉めた)

〔研修①② 後藤朋子先生〕

【1】わらべうた「なかなかほい」 オススメ!!

1、①だけで手をつけて。二人組で。*3人以上でも可能。

2、①だけで手と足をつけて。二人組で。

3、②(①の反転)手をつけて。二人組で。

4、②(①の反転)手と足をつけて。二人組で。

5、①と②を通して。手と足をつけて。

6、リズムカードで、繰り返しや変化を確認。

7、リズムカードで手拍子でリズムを叩いてみる。

8、階名で歌う。

9、輪唱で歌う。(4拍、2拍、1拍ズレ)

*わらべうたは、作者作曲者が不詳であることを考えて自分で起こした楽譜を掲載します。

【2】「おはようのエール」新曲指導のプロセス

1、自分で、指で楽譜を追う/友達の指を見ながら、CDを聴く。

*長い曲ならAは、Bは、Cは、・・・と聴く前に示しておく。

2、小さい声で歌う。

3、少し小さい声で歌う。

*2、3は苦手な子にとって安心する活動。

4、盛りあがりはどこか確認する。

5、曲の種類を確認する。(教科書程度なら大体はずむ?なめらか?)

6、声づくり、1フレーズを選んで

7、比較歌唱 幼稚園と6年生の声で

【3】4つの歌唱の共通ポイント

1、よい姿勢

2、きれいな声(どならない)音量を求めない。

3、大きな口(普段の歌の基本、耳のポケット、500円玉、笑顔)

*1~3は、技能のよらないところ。

4、正しい音(これは児童によって差があるので求めすぎない)

α、児童相互評価で新しいアドバイスがあれば尚良し。

【4】合唱(斉唱)、歌が「合う」ポイント

1、タイミング

2、音の高さ

3、音色、声の色

【5】思いや意図、話し合いの終結方法

・いろいろ児童が話す、個々の児童が思いや意図をたくさんもつことはとても大切。

・発表は先生の方で集約。うまく取捨選択して。でないとまとまりませんから!

【6】「白い雲」新曲指導のプロセス

1、どんな感じの曲ですか?

初発の感想は思いや意図でない、感覚、直観。

2、手をつけながら上がり、下がりを確認する。

3、リズム打ちをする。

4、アルトの音をとる。

5、アルトの旋律の中でいいなと思うところを探す。話し合う。発表し合う。

6、どこを盛り上げて歌うか。(強弱ともまた違う)

【7】「こみちのきもち」[「遠く」難しめな曲の新曲指導のプロセス

1、丁寧にA,B,C,D練習番号を確認する。ない場合は自分でつける。

 Bから、上下分かれるね、Dからはずむね、AからD全部で4つだね。

2、「はずんで」どのくらいはずむの?図で示す

3、前半部分ふりつけをグループで考えて。

4、Cの部分、二人組で向かい合い、両手でリズムを打ち合う。

・ソプラノ、アルトパートだけ、

・それぞれが違うパートを

*対位的な楽曲、共通して有効

5、クレッシェンドの種類は?

①等加速

②最後ぐっと盛り上がり

③最初から音密度高く

6、形式を絵で示す

7、「どういう雰囲気で歌う?」

・こども一人一人の言葉、感性が大切。

・やわらかい心のひだをたくさん増やしてあげたい。


閲覧数:596回

最新記事

すべて表示

'23 夏の音楽研修会情報(8/13追記)

この夏の音楽研修会情報を更新していきます。 私も参加させていただく研修会には、★をつけております。 コロナ禍を経て、数年ぶりに対面も復活しているところです。 会場でお会いした際には、どうぞお声がけ下さいましたら嬉しいです。...

bottom of page